タグマネージャーを使用したリマーケティングタグの作動(発火)制限がパフォーマンス悪化を招く?

      2014/06/23

リマーケティングタグの作動(発火)制限によるパフォーマンスへの影響について.pdf

タグマネ(タグマネージャー)という言葉も界隈ではよく聞くようになりましたが、Googleからタグマネージャーを使用してリマーケティングタグの作動(発火)制限をした場合のデメリットに関するアナウンスがありました。

ウェブ ページへのリマーケティング タグの埋め込みには、Google Tag Manager (GTM) などのコンテナ タグ(ワンタグ)を使用することができますが、このコンテナ タグによってリマーケティング タグの作動のタイミングをコントロールし、特定の場合にのみタグが作動するように設定されているケースがあります。この場合、リマーケティング タグから送信されるシグナルの不足により、パフォーマンスが悪化します。

こちらは主に動的リマーケティングでのケースかと思われますが、動的リマーケティングではリマーケティングタグにカスタムパラメータを(pagetypeやprodid、totalvalueなど)使用してをページの情報に基づいて AdWordsアカウントに値(商品 ID、ページのタイプ、合計額など)を動的に送信しています。
動的リマーケティングのレコメンドエンジンのようにユーザーの様々な閲覧行動をシグナルとして考慮する場合には、リマーケティングタグ自体の作動のタイミングをコントロールしてしまうと、AdWordsがユーザーの行動を知る唯一のデータが十分に取得できず、レコメンドエンジンの精度が鈍くなる可能性があります。

<参考URL>
「カスタム パラメータを使用してサイトにタグを配置する」動的リマーケティング タグをサイトに追加する - AdWords ヘルプ

[AdWords]動的リマーケティングが全ユーザーで使用可能に!設定方法のご紹介

リマーケティング広告のパフォーマンスを最大限に発揮するためには、例えば訪問頻度などに応じてリマーケティング タグ自体の作動のタイミングをコントロールするのではなく、常にタグを作動させることが必要です。
これにより、動的リマーケティングのレコメンドエンジンのように、ユーザーの様々な閲覧行動をシグナルとして考慮するアルゴリズムに、十分な情報を送信することが可能になり、より精度の高い広告配信を実現することができます。

通常のリマーケティングにおいても、コンバージョンオプティマイザーを使用する場合には多少なりとも影響がでる可能性もあるのではないかと考えられます。

戦略に応じて、既存ユーザー(過去購買経験あり)には、広告を掲載したくない場合などがあるかと思いますが、

安易にタグマネージャーを使って制限を加えることは時としてデメリットを生んでしまう可能性があるという事例です。
タグマネージャーの使用自体は、工数削減や施策の可能性を拡げられる優れた仕組みですが、やはり基本的な
広告配信側のプラットフォームのルールは正確に把握する必要があります。これを考慮したうえで、「何ができるのか」を判断していく必要がありますね。

各社のタグマネージャー活用が広がってきたからこそ出てきた注意喚起かと思います。今後ますます活用ケースが増えるかと思われますので、今のうちに再点検するのが良いでしょうね。

<参考資料>
リマーケティングタグの作動(発火)制限によるパフォーマンスへの影響について.pdf

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 - Google AdWords, タグマネージャー, 動的リマーケティング(GDR)